油谷小ブログ

油谷小学校の子どもたちの成長の足跡を紹介します。

全校朝会(10月)のお話

全校朝会がありました。今回は、読書や学問の秋にちなんで、その意義について紹介をしました。

喜多川泰氏の著書「書斎の鍵」という本の一節に次の内容があります。

■勉強をしない子どもに「勉強しなさい」と大人が言う時、「あなたのために言っているのよ」「他のだれでもない、自分の将来のためだから頑張れ」というのは大人の常套句です。ですが、言われたことがある人は分かると思いますが、「自分のため」というニンジンでは人は動こうとはしません。

 ところが、実は、勉強しないで困るのは、自分ではありません。

 自分自身は、勉強ができようができまいが、そこそこ困らずに生きていけるでしょうが、「共に生きる人」には大きな違いが生まれます。夫や妻が、もしくはお父さんお母さんが、昨日と違う自分になる「努力を嫌がる人」なのか、「率先して努力する人」なのかによって、共に生きる家族の人生が大きく変わるということは、紛れもない事実なのです。

 

だからこそ、将来出会う大切な人のために読書や勉強を通して成長したいものですね。先の一節を解説しながら読んで伝えました。すこしでもやる気が上がってくれるとうれしいです。

(写真は、なかよし遠足の清掃活動の様子です。)