油谷小ブログ

油谷小学校の子どもたちの成長の足跡を紹介します。

まいごのかぎ 感想

3年生と一緒に学んできた国語の学習も最後となりました。「まいごのかぎ」というお話はとても不思議で楽しいものでした。子どもたちも大好きなお話のようです。音読も発表もノートに感想をまとめることもすべて一生懸命でした。

感想の一部を紹介します。

〇私は、66ページのりいこは、うつむきがちなのが心配でした。なぜかというと、かぎを見つけて、いろんな桜の木とか、ベンチとかアジのひらきとか、バスの表にかぎをさしてあげて、みんなの夢とかやりたいことをかなえてあげさせて、そこがすてきだと思いました。

〇ぼくは、りいこがしかけにいっぱい引っかかるくりかえしが面白いと思いました。さくらの木で引っかかったのに、次のベンチの時にしかけがあるか考えたら、こんなことにならなかったから考えないでやるから面白い。

 中には、続きのお話を思いついた子どももいました。

〇ぼくは、このお話の後ろのお話が分かりました。66ページの2行目に「学校帰り」と書いてあるし、80ページの11行目に「夕日」って書いてあります。だから、りいこは、宿題が終わらなかったことで怒られたり、遊べなくなったりしたから、また、しょんぼりしてしまうことが分かりました。

〇私は、りいこが失敗ばかりしてしまうと思っているけど、さいごにはベンチの願いやアジの願いをかなえてあげたことがすごいと思いました。私は、きっとかぎを見つけると、交番にすぐ持って行って、勝手にかぎとかでいろいろなことはしないけど、りいこはそれに挑戦して、いろいろな失敗をおかしてきたけど、願いをかなえてあげたことがすてきだなと思いました。このまいごのかぎは、失敗のお話ではなく、願いをかなえてあげたお話だなと思いました。

 

これだけ多様な感想が出てくる子どもたち。恐るべし!3年生です。

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